未来のオペラスターをサポートしませんか

世界のオペラスター誕生まで、あと一歩です!

オペラ界は、ヨーロッパ・アメリカを中心に、国を超えてまとまっています。オペラスターも国を超えて世界中から生まれています。例えば、世界3大歌劇場といわれるニューヨークのメトロポリタン歌劇場、ミラノのスカラ座、ロンドンのロイヤル・オペラに出演する歌手を見ても、多様化が進み、スミ・ジョー、ヘイ=キョン・フンなどを擁する韓国人やティエン・ハオジャンなどの中国人をキャストにみかけることは日常的になってきました。

 

最近、世界での日本人の活躍は目を瞠るものがありますが、オペラの世界ではどうでしょう。日本には、世界最多と言われる音楽専攻をもつ大学があり、中でも声楽専攻は毎年1,000人の歌手の卵を輩出しています。その中から厳選されて、藤原歌劇団、東京二期会といったプロのオペラ歌手団体に登録が叶った歌手だけでもなんと約3,700人以上。例えば東京二期会は世界最多のプロフェショナルオペラ歌手を抱える団体としてギネスにも登録されているとか。日本には大量の声楽家がいるのです。

 

 

しかし海外での活躍となるとどうでしょう?イタリア、アメリカ、フランス、ドイツなど、各国で頑張っている歌手や音楽スタッフは確実に増えてきています。しかし、世界をまたにかけて活躍する大スターを輩出するにはあと一歩です。韓国や中国には遅れをとってしまっているのが実情です。


最後の一歩を飛び越えるために、今必要なこと

オペラのスター歌手は、世界に数百人程度しかいません。その中に日本人が入っていくためには何が必要か?ということを考え抜いてTIVAAは誕生しました。

 

日本人歌手は発声の技術についてはある程度のクオリティにあります。しかし、大きく足りないのが、言葉に対するセンシティビティやそこから生まれる音楽性です。言葉のドラマとしてオペラをとらえなおし、現代に息づく音楽として再構築するこのトレンドこそが、オペラ業界がこの20年間で新しい聴衆を開拓してきた革新の原動力です。

 

まず第一に、TIVAAはこのトレンドを世界の第一線で活躍する指揮者や劇場の音楽スタッフから直接日本人のオペラ人材に伝える場として存在します。オペラ人材教育の最先端を行くアメリカでは「発声」そのものを見る声楽教師とは別に、オペラの音楽を専門的に学んだピアニストがヴォーカル・コーチとして歌手に「音楽」を教え、同じようにオペラをよく知る演出家がドラマチック・コーチとして舞台上での「表現」を歌手に教えることが一般的です。しかし日本ではこのコーチングのシステムが確立しておらず、時代のトレンドに取り残されている側面があることは否めません。

 

TIVAAは今世界で求められる最先端の歌唱を、年間オペラ上演回数世界第二のアメリカで活躍する一流の先生から直接学ぶことができます。

 

世界で最も大きい歌劇場であるメトロポリタン歌劇場の副指揮者、ハワード・ワトキンス氏、アトランタ・オペラをはじめ、アメリカの多くの歌劇場を中心に指揮者として活躍し、マンハッタン・スクール・オブ・ミュージックやジュリアード音楽院でも教鞭をとるホルヘ・パローディ氏をヴォーカル・コーチに、ノースウェスタン大学のレジデント・アーティストで演出家として活躍するヨアキム・シャンバーガー氏をドラマティック・コーチに迎え、このトレンドを徹底的に歌手とピアニストに伝達しています。

 

 

また、TIVAAはアメリカの一流のオペラ・スタッフと日本人歌手を結びつける役割をも担っています。

オペラのスター歌手として世界に認められる歌手となるためには、ヨーロッパとアメリカの両大陸で活躍することが必須です。日本の音楽大学では、一般的にヨーロッパとのつながりはありますが、アメリカにはあまり人脈がないものです。TIVAAは日本人が弱いアメリカとのコネクションを提供することも目的として、アメリカから先生をお招きしています。

実際に先生方は、毎年、受講生がアメリカの大学を受験する際には推薦状などを書いてくださっています。

 

 

私どもの活動は日本から世界に羽ばたく音楽家を育てることにあります。そのために考え抜いたプログラムをTIVAAでは提供しています。成果も出始め、いよいよ、あと一歩で日本のオペラ界の大谷翔平や菅井円加が誕生すると私たちは考えています。


オペラ界の未来を担うスター誕生に立ち会ってください!

TIVAAはこれまで10年にわたり、日本の声楽家と日本の声楽家と、声楽専門ピアニストの皆様に、世界レベルのトレーニングプログラムを提供してきました。日本人音楽家の技術の向上を図るだけではなく、実際にアメリカやイタリアでの演奏機会も提供しております。

 

今までのTIVAAの成果としては、10名以上の音楽家を世界に送り出してきたこと、その中の多数の歌手がアメリカやヨーロッパに根付いて活躍していること、日本に帰ってきた歌手も、日本で、世界で、活躍していることがあげられます。年々受講生のレベルも上がり、いよいよアメリカデビューを果たす歌手も出てきました。

 

2019年の日本音楽コンクールのファイナリスト6名のうち3名は本ワークショップ出身者が占めました。また、昨年、今年とアメリカのプロダクションで受講生がオペラデビューを果たしました。このプロダクションへの歌手の推薦や、プロダクションとの橋渡しもTIVAAが行っております。

 

ただ、アメリカでデビューするためには、VISA取得のための弁護士費用がそもそも70万円。加えて渡航費滞在費と、多くのコストが必要です。出演料をいただいても、渡航費、弁護士費用を合わせると赤字になってしまうのが実情です。しかし、この一歩がないと世界で活躍することは難しいのです。

 

本ワークショップについても、先生や通訳を含めたスタッフ一同、本ワークショップの趣旨を理解し、原則としてボランティアで知見を提供しておりますが、交通費や宿泊費、スタジオ代までをも無料にすることはできないため、どうしても経費が発生し、受講生の皆様から受講料をいただかざるを得ません。

 

実は、オペラの歌手は30歳になってやっと成熟する声帯を楽器としているため、大学や大学院を出てから実際に活躍を始めるまでに10年程度の期間があります。世界で活躍できる素晴らしい芸術家を育てるために、欧米ではTIVAAのようなワークショップをヤング・アーティスト・プログラムと称し、受講料無料はもちろんのこと、受講生にお給料を提供して受講してもらうのが一般的です。一流のオペラ歌手を育てるために、有望な若い才能に心ある方々が投資をするのです。

 

TIVAAを支援することで、明日のスターのピグマリオンとなり、スター誕生に立ち会う醍醐味を味わってください!

若い才能の成長を目にすることは、何物にも代え難い歓びとなります。

 

一人でも多くの音楽家に、無償で、世界に羽ばたくきっかけをくださいますよう、ご支援を賜れれば幸いでございます。


受講生のご紹介

今年も多くの受講生が未来のオペラスターを目指してトレーニングに励みます。プログラム全体へのご支援ももちろんですが、ぜひ受講生一人一人をご支援いただけますと幸いです。

受講生指定でいただきましたご寄付は、指定された受講生の受講費用といたします。また、残額については、プログラム受講後5年間の間TIVAAが管理し、TIVAAが提供するイタリア・プログラムなど、海外でのオペラ・トレーニングの受講費用はもちろん、レッスン費用、コンクール受験料、アメリカやヨーロッパなどの世界コンクールを受けに行く際の渡航費、宿泊費、リサイタル開催費用など、技術研鑽のための奨学金として、指定された受講生に提供いたします。

受講生もご寄付をいただいた方には演奏会などの連絡をお送りし、活躍を見届けていただくことで、サポートする側とされる側のよい関係を構築できるかと思います。

TIVAAでの寄付が、未来のオペラスターを末永くサポートしていただくきっかけとなれば幸いです。

上野富紀翁

大高レナ



ご登録ください

TIVAAを主催する一般社団法人奏楽会の無料ニュースレターへのご登録をお願い致します。ニュースレターでは、TIVAA卒業生が活躍する奏楽会の演奏会やオペラのお知らせや、TIVAAの情報をご連絡いたします。ご支援は寄付に限りません。コンサートにご来場いただくことやボランティアスタッフとして働いてくださいますことも私共にとっては大切なサポートでございます。ニュースレターを受け取っていただき、ぜひ私共の活動について知見を深めていただければ幸いです。


様々なご支援の方法をご用意しております。

~気軽にサポート~

プログラム支援

¥10,000

☆プログラム全体のサポートに活用いたします。

まずは少し支援してみたい、とお考えの方に、気軽に支援いただけるよう、一口1万円のご支援を受け付けております。

★ご支援いただくと

該当年度ワークショップ期間中のマスタークラス、オペラシーン演奏会、修了演奏会いずれか1回ご招待

TIVAAが行うイベントやコンサートへの優先予約(年度内)


~じっくりサポート~

プロジェクト支援

¥100,000

☆受講者への支援(受講料や交通費等)を含めた、プロジェクト運営に活用いたします。

★ご支援いただくと

‐該当年度ワークショップ期間中のマスタークラスすべて、オペラシーン演奏会および修了演奏会へのご招待

ーTIVAAが行うイベントやコンサートへの優先予約(年度内)


~とことんサポート~

受講生支援

受講生一人当たりの受講料、通訳代、交通費を支給します。

¥400,000

 

☆ご支援を特定の受講生に!

ご支援いただきました金額は、1口当たり1人の受講生の受講料、通訳代、そして交通費など、指定された受講生の受講費用となります。

‐該当年度ワークショップ期間中のマスタークラスすべて、オペラシーン演奏会および修了演奏会へのご招待

‐次年度のガラ・ディナーへご招待

TIVAAが行うイベントやコンサートへのご招待

‐期間中に奨学生によるサロンコンサートをご要望によりご提供(会場代などの実費はご負担いただきます)

ご寄付をいただいた方には、援助を希望する受講生を選んでいただくためのアンケートをメールで差し上げますので、ご支援の際にメールアドレスを正確にご入力いただけますようお願い申し上げます。

ご支援いただいている奨学生の演奏や人となりを直接知っていただき、今後世界に羽ばたくヤング・アーチストを末長く応援するきっかけをつかんでいただければと願っております。

ぜひ、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


そのほかのご支援

TIVAAではお心のあるかたのご支援を形にこだわらず、受け付けております。お心のあるかたはぜひこちらよりご連絡ください。皆様のお気持ちがわたくしたちの力になります。