岩井理花(声楽講師)

 

京芸術大学及び同大学院オペラ科を首席で修了。第54回日本音楽コンクール第2位、文化放送音楽賞受賞、ノヴァラ国際声楽コンクール入賞、ティート・スキーパ国際声楽コンクール1位無し2位、第1回藤沢オペラコンクール第2位、ジローオペラ賞受賞。

ミラノに留学中レッチェ市ポリテアマ歌劇場において「ラ・ボエーム」のムゼッタをはじめ「ファウスト」のマルゲリータ、「蝶々夫人」の蝶々夫人などを演じる。帰国後は二期会に所属し、「ラインの黄金」のフライア、「トロヴァトーレ」のレオノーラ、「ドン・ジョヴァンニ」のドンナ・エルヴィラ、「コジ・ファン・トゥッテ」のフィオルディリージ、「ワルキューレ」のジークリンデ、「ホフマン物語り」のアントニア、小澤征爾指揮「トスカ」のトスカ。また若杉弘指揮「撒羅米」のサロメ「ポッペアの戴冠」のポッペアでは歌舞伎の様式を借りて日本の美意識を息づかせて見せた。更に東フィルコンチェルタンテで大野和士指揮「イエヌーファ」のイエヌーファ、「遙かなる響き」のグレーテ。新国立劇場においては「ラインの黄金」のフライア、「ヘンゼルとグレーテル」の眠りの精等。またルーマニアのヤシ国立歌劇場では蝶々夫人や「仮面舞踏会」のアメリアを歌い満場のスタンディングオベーションを受ける。

 

二期会会員、日本演奏連盟会員、日本声楽家協会アカデミー会員